ロクロ場の窓から梅の木(白加賀)の小指の爪程になった実が見える。春は心が何となく騒がしくてあまり好きな季節ではない。陶炎祭(ひまつり)まで2週間と迫り、 気持ちは焦りに焦る。 ロクロ場の棚の作品は、あれほど乾かなかった冬の、何倍もの速さで乾いてくる。焦る心と仕事に追われる体と。毎年のことなのに。学習できない自分がイヤになる。春は己の愚かさを知らしめる季節なのか!だから春は嫌いなのか。
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| 花筏の新芽 |




